第8回かつしか花いっぱいの花壇コンクール
第8回かつしか花いっぱいの花壇コンクール入賞花壇が決定しました。
令和6年2月に募集を行い、19の花壇にご応募いただいた「第8回かつしか花いっぱいの花壇コンクール」について、審査の結果、入賞花壇が決まりましたので、お知らせいたします。
入選花壇は、花いっぱいレポーターによる2回(6/3・6/17)の現地調査及び各応募団体からのレポートに基づき、かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会役員などによる審査準備会(6/27事前審査)、審査会(6/29・現地審査)で決定しました。
入選花壇は、以下のとおりです。お近くにおいでの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
また、前回のコンクールから「葛飾区長賞」及び「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」を合わせて5回受賞した場合、「殿堂入り花壇」と認定することとなりました。
皆様のさらなるご応募お待ちしております。
(花壇の写真は、審査会時に事務局で撮影したものです。現在の状況ではありません。)
総評
第8回目の開催となった「かつしか花いっぱいの花壇コンクール」には、19花壇(内2花壇が途中辞退)がエントリーされ、11の入賞花壇が決定しました。エントリー花壇の内訳としては、前回から引き続きエントリーされた花壇が13か所、復活エントリーされた花壇が2か所となっております。さらに、4か所の花壇が新しくエントリーされました。
約1か月にわたる審査期間により、まちを花や緑で常に彩り、心和ませ、憩いの時を享受し、人々が笑顔で集う花壇を賞するため、「地域との調和」「花壇デザイン」「花壇管理の状態」「草花の生育状況」の4つの審査視点に審査項目を5つ設け、5段階評価として慎重に審査を行いました。
審査は、エントリーされたみなさんからのレポートと花いっぱいレポーターの調査書を資料とした審査準備会を経て、審査会では17の花壇を審査員が見て回り、審査準備会資料と総合的に勘案し評価いたしました。
今回エントリーされた花壇も前回と同様、地域に開放され、そこを行き交う方、集う方に良好な空間を提供されており、街中の貴重なやすらぎのスポットとなっていました。
それぞれの花壇を見た審査員から、「人と人とのつながりが感じられる」、「花の手入れが大変な中で、どれも素晴らしい花壇」という意見が出されました。
また、新たにエントリーされた団体が優秀賞を受賞されるなど、区全体で花いっぱいのまちづくり活動がより進んでいることを感じられました。
なお、第6回までの花壇コンクールにおいて「亀有花風船の会」が「葛飾区長賞」及び「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」を合わせて5回受賞し、第7回花壇コンクールにおいて「殿堂入り花壇」と認定されました。第7回及び第8回花壇コンクールは「モデル花壇」として審査対象とはなりません。
亀有駅周辺花壇
亀有花風船の会は第1回からエントリーされ、第3回・第4回・第6回に「葛飾区長賞」、第1回・第5回に「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」を受賞され、第7回花壇コンクールにおいて「殿堂入り花壇」として認定されました。第7回及び第8回花壇コンクールは「モデル花壇」となります。
亀有3-23先・亀有花風船の会
農産高等学校正門花壇
東京都立農産高等学校 園芸デザイン科 有志団体は、第3回からエントリーされています。
第3回、第4回に「奨励賞(優秀賞)」、第6回に「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」、第5回、第7回に「葛飾区長賞」を受賞され、今回3度目の「葛飾区長賞」に輝きました。
園芸デザイン科有志の生徒さんがデザイン・制作し管理されている花壇であり、季節ごとに年3~4回花壇のデザインを一新しています。
学校の顔として、登校する生徒、来校者、地域の方から愛される花壇を目指しています。
今回、花壇デザインのテーマを「Collaboration of flowers and lavastones(花と溶岩石の共演)」として、仕上げられました。
審査員からは、「一つの公園のような花壇」、「溶岩石の配置など、カラフルで工夫された花壇」との意見がありました。
評価点は、すべての項目で高得点でしたが、「花や葉の色調や植物の特性を活かした配置が巧みで、花壇デザインのテーマが表現されている」、「花がらや雑草の処理、清掃が行き届くとともに、花壇の基盤や表示物が適切に管理されている」が高得点で、「葛飾区長賞」の受賞となりました。
西亀有1-28-1・東京都立農産高等学校園芸デザイン科 有志団体
フラワーロード一之台
一之台中学校bloom flowersは、第5回からエントリーされています。第5回に「特別賞」、第7回に「優秀賞」を受賞され、今回初めての「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」に輝きました。
一之台中学校の園芸部が中心となり、美術部や地域の方々と連携し、整備をしており、登下校時や地域の方々の和みとなる花壇を目指していらっしゃいます。
花壇は、園芸部の生徒さんと地域の方たちの共作であり、創立70周年に花を添えたデザインとなっております。
審査員からは、「学校の顔として笑顔あふれた花壇」、「メッセージ性がある花壇」などの意見がありました。
評価点は、特に「周辺の景色と調和している」が高得点で、「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」の受賞となりました。
西亀有4-1-1・一之台中学校 bloom flowers
細田3丁目花をいっぱいにする会花壇
細田3丁目花をいっぱいにする会は、第4回からエントリーされており、今回初の「優秀賞」に輝きました。
細田3丁目花をいっぱいにする会は、10~90代の方が活動を行っており、地域の方々が連携をして、散歩をして楽しくなるような街並みを目指していらっしゃいます。
花壇は、細田3丁目の東用水せせらぎ通りに沿って、5か所に点在しており、それぞれ場所で工夫を凝らし、まさに花いっぱいのデザインとなっております。
審査員からは、「広い場所で色彩に工夫がされており、美しい」などの意見がありました。
評価点は、特に「周辺の景色と調和している」が高得点で、「優秀賞」の受賞となりました。
細田3-37先・細田3丁目花をいっぱいにする会
常盤花小路花壇
常盤中学校学校地域応援団は、第1回からエントリーされております。第1回には「葛飾区長賞」、第3回には「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会会長賞」、第4回・第5回・第6回は「優秀賞(奨励賞)」を受賞されており、今回4度目の「優秀賞」に輝きました。
13年前に発足した全員女性のグループで、かわいい花壇を目指して活動しております。
花壇は、葉も花も色とりどりで、南国風にアレンジしていらっしゃいます。校舎建替えで長らく活動した「ときわ花小路花壇」が最後になるとのことで、新たな門出を迎えるにふさわしいデザインとなっております。
審査員からは、「さまざまな工夫が見て取れる」、「通りかかった人に印象を与える花壇」という意見がありました。
評価点は、「地域との調和」が高得点で、「優秀賞」を受賞されました。
金町2-11・常盤中学校学校地域応援団
あおぞら水元保育園(あおぞらっこ) 花壇
あおぞら水元保育園(あおぞらっこ)は、今回初のエントリーとされ、「優秀賞」に輝きました。
週4~5日活動をしており、長く花が咲く花壇を目指していらっしゃいます。
花壇は、園児たちがひまわりの種を植え、手入れや水やりを一緒に行いながら、大きく育てていらっしゃいます。また、剪定や花がら摘みを行いながら鮮やかなデザインとなっております。
審査員からは、「花に対する努力が窺える」などの意見がありました。
評価点は、特に「周辺の景色と調和している」が高得点で、「優秀賞」を受賞されました。
水元1-12-14・あおぞら水元保育園(あおぞらっこ)
フィオキュリガーデン
東金町中学校環境委員会with学校地域応援団は、第4回からエントリーされております。第6回、第7回に優秀賞を受賞され、今回3度目の優秀賞に輝きました。
中学校の生徒さんと地域のボランティアの交流を図り、年3回の協働作業と週1回の花壇活動をおこなっていらっしゃいます。
花壇のデザインテーマを「笑顔の源~フラワーガーデン~」として、校舎と農園付近の広範囲で花壇が作られており、地域としての安心・安全で、生徒さんの憩いの場としての役割を果たすデザインとなっております。
審査員からは、「広範囲であるが、各々で手入れが工夫されている」、「人と人との関わりがよく見える花壇」などの意見がありました。
評価点は、特に「周辺の景色と調和している」が高得点で、「優秀賞」を受賞されました。
東金町5-3-1・東金町中学校環境委員会with学校地域応援団
ときわ花倶楽部花壇
ときわ花倶楽部は、今回が初めてのエントリーで、「優秀賞」に輝きました。
今年発足した団体で、地域のボランティアと柴原小学校の児童で花植えの管理をされていらっしゃいます。
花壇のテーマを「レインボー花壇」として、4色の花がバランス良く咲いている花壇となっております。また、花壇管理講習会で模様花壇を学習し、初挑戦していらっしゃいます。
審査員からは、「花の配列が考えられている」などの意見がありました。
評価点は、「周辺の景色と調和している」、「花や葉の色調や植物の特性を活かした配置が巧みで、花壇デザインのテーマが表現されている」が高得点で、「優秀賞」を受賞されました。
金町1-23-7・ときわ花倶楽部
立石駅通り商店会花壇
「地域の優しさ生み出しているで賞」
立石駅通り商店会は、第2回・第3回・第5回・第6回・第7回にエントリーされ、第2回・第3回・第6回・第7回に「特別賞」を受賞されております。
毎度、立石の地域が楽しい笑顔いっぱいになるよう商店会の方々が愛情を持って活動されています。
立石駅周辺は、現在、再開発に向けた工事がされている最中ですが、立石駅を利用される方や駅周辺にお住まいの方々に、ほんのちょっぴりの優しさを生み出す花壇をデザインしております。
審査員からは、「工事のため、毎年、異なる場所でコンテナ花壇をまちを彩っており、地域に根差し愛された活動となっている」などの点が評価され、「特別賞」を受賞されました。
立石4-25・立石駅通り商店会
あおぞら公園フラワー友の会花壇
「子どもたちの笑顔あふれるで賞」
あおぞら公園フラワー友の会は、今回初めてのエントリーで、「特別賞」に輝きました。
花壇のテーマを「家庭と地域の交流」として、花壇がなく、子どもたちの姿がなかった公園に彩りを出し、地域の憩いの場として活動されています。
花壇の外が木枠を設置され、鑑賞しやすく、まとまりのあるデザインとなっております。
審査員からは、「各々の花が主張しており、配置もよい」などの点が評価され、「特別賞」を受賞されました。
奥戸4-20-4・あおぞら公園フラワー友の会
水元2丁目17番1号花壇
「元気で力強いで賞」
葛美中学校 園芸ボランティア部は、今回初めてのエントリーで、「特別賞」に輝きました。
中学校の部活動の一環で、生徒さんが定植や水やりを行いながら管理をしております。
花壇のテーマを「元気で力強い葛美中学校」と題し、生徒さん自身が配置などを考えて植えており、学校のみならず、地域を彩るデザインとなっております。
審査員からは、「色調がよく、ボリューム感のある花壇」などの点が評価され、「特別賞」に輝きました。
水元2-17-1・葛美中学校 園芸ボランティア部
東金町しょうぶ通り駅前公団側(4号棟東)花壇
「町に華が伝わっているで賞」
東金町中央自治会は、第1回にエントリーされて以降、今回2回目のエントリーで、初の「特別賞」に輝きました。
「人の手から 町に広がる 緑の輪」をテーマに、12あるコンテナ花壇を、季節感や花の色彩を重視しながら会員の皆さんで楽しくデザインされていらっしゃいます。
審査員からは、「手入れが大変な中での尽力、復活を讃えたい」、「歩道を彩っていて良い」などの点が評価され、「特別賞」を受賞されました。
東金町1-36先・東金町中央自治会
エントリー花壇一覧
NO | 団体名 | 花壇の名称 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|
1 | 柴又植栽事業推進協議会 | 柴又フロリズ花壇 | 柴又4-31先 | |
2 | 柴又植栽事業推進協議会 | 新柴又駅北口広場花壇 | 柴又5-7先 | |
3 | 立石駅通り商店会 | 立石駅通り商店会花壇 | 立石4-25 | |
4 | 常盤中学校学校地域応援団 | 常盤花小路花壇 | 金町2-11 | |
5 | 堀切東緑花の会 | 堀切東緑花の会花壇 | 堀切2-65 | |
6 | あおぞら公園フラワー友の会 | あおぞら公園フラワー友の会花壇 | 奥戸4-20-4 | |
7 | ときわ花倶楽部 | ときわ花倶楽部花壇 | 金町1-23-7 | |
8 | 北野ラジオ体操会 | 柴又北野ガーデン | 柴又2-4-6 | |
9 | 一之台中学校 bloom flowers | フラワーロード一之台 | 西亀有4-1-1 | |
10 | 葛美中学校 園芸ボランティア部 | 水元2丁目17番1号花壇 | 水元2-17-1 | |
11 | 東金町中央自治会 | 東金町しょうぶ通り駅前公団側(4号棟東)花壇 | 東金町1-36先 | |
12 | 区役所いこいのガーデンクラブ | 区役所バス停前花壇 | 立石5-13-1 | |
13 | 細田3丁目花をいっぱいにする会 | 細田3丁目花をいっぱいにする会花壇 | 細田3-37先 | |
14 | 木根川フラワー | ペンギン公園花壇 | 東四つ木3-47-1 | |
15 | あおぞら水元保育園(あおぞらっこ) | あおぞら水元保育園(あおぞらっこ)花壇 | 水元1-12-14 | |
16 | 東京都立農産高等学校 園芸デザイン科 有志団体 | 農産高等学校正門花壇 | 西亀有1-28-1 | |
17 | 東金町中学校環境委員会with学校地域応援団 | フィオキュリガーデン | 東金町5-3-1 | |
18 | ラッキー通りフラワー隊 | ほりきりん公園花壇 | 堀切2-38-10 | |
19 | スワンガーデン | スワンガーデン | 白鳥4-6-1 |